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大切な家族を偲ぶ~墓石えらび~

皆さんこんにちは!

株式会社駒館石商の更新担当の中西です!

 

さて今回は

大切な家族を偲ぶ~墓石えらび~


石の性質・デザイン・基礎工事・彫刻・アフターを順に整えれば、長く心地よい場所になります。初めての方にもわかりやすく、流れと要点をまとめました。


1|最初に決めるのは「石」より「使い方」

  • 誰が、いつ訪れるか(お彼岸中心/毎月/高齢のご家族も)

  • お掃除の頻度と手間(メンテが楽な仕上げに)

  • 宗旨・宗派・霊園規約(寸法・高さ・外柵・付属品の可否)
    → ここが決まると、石種・形・仕上げが自然と絞れます。


2|石種と仕上げの基本

  • 御影石(花崗岩)が主流。色味はグレー/黒/白/赤みなど。

  • 見るポイントは ①吸水率(シミに強い)②目合い(キズが目立ちにくい)③色むら

  • 仕上げは**本磨き(艶)/水磨き(落ち着き)/バーナー(滑りにくい)**の組合せ。

迷ったら:拝石・階段は滑りにくい仕上げ、正面碑は本磨きが定番です。


3|形とレイアウト(和型・洋型・デザイン)

  • 和型:伝統的で重心が高い。格調と荘厳さ。

  • 洋型:低重心で安定、掃除やお参りがしやすい

  • デザイン墓:曲線や斜面、文字の自由度。花立・香炉・ベンチの一体設計も。

バリアフリー:歩幅・段差・手すり、花立の位置まで確認してから決定を。


4|長持ちの要は「見えない基礎」

  • 地盤確認→砕石転圧→鉄筋入りベタ基礎が基本。

  • 本体はステンレス金具+耐震ボンド+ダボ免震・耐風を意識。

  • 水はけのため目地・納骨室の通気も設計に入れる。

工事中の写真記録(配筋・コンクリート・据付)は後の安心材料になります。


5|文字・家紋・意匠の決め方

  • 正面文字:家名/想いの言葉(例:感謝・祈・絆 など)。

  • 家紋・花彫り:石目との相性を現物で確認。

  • 彫刻書体:楷書・行書・ゴシック…読みやすさ優先で。

  • 戒名・法名・俗名・年号の入れ方は宗派・ご寺院に確認を。

校正は必ず複数名で。誤字の再彫刻は手間も費用も大きくなります。


6|建立までの流れ(目安)

  1. ご相談・現地採寸

  2. 図面・お見積り(石種サンプル・文字レイアウト)

  3. 霊園工事申請・日程調整

  4. 基礎工事→据付→クリーニング

  5. 最終確認・引き渡し・保証書

  6. 納骨・開眼・建碑法要(ご寺院との調整をお手伝い)


7|お手入れのミニガイド

  • 水洗い+柔らかいスポンジが基本。研磨剤は避ける。

  • 金属花筒は取り外して丸洗い、季節ごとに水抜きを。

  • 黒い石の水シミは乾燥で薄くなることが多い。焦らず経過観察を。

  • 文字溝の汚れは柔らかいブラシでやさしく。


8|チェックリスト

[ ] 霊園規約とサイズ確認
[ ] 石の実物サンプルを見た
[ ] 基礎工事の仕様・写真提出が契約書にある
[ ] 彫刻の校正紙に押印した
[ ] 納骨・法要の段取りが決まった
[ ] 保証・アフター窓口をメモした


まとめ

石×形×基礎×文字×アフターの順で整えると、迷いが減ります。
私たちは図面・サンプル・写真台帳で“見える安心”をご用意します。どうぞ、焦らず、納得の一基を。

 

 

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