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月別アーカイブ: 2025年8月

大切な家族を偲ぶ~お客様に寄り添うために~

皆さんこんにちは!

株式会社駒館石商の更新担当の中西です!

 

さて今回は

大切な家族を偲ぶ~お客様に寄り添うために~

 

1|見積りの透明化:リンゴはリンゴで比べてもらう

  • 3点明細を必ず分ける:①石材(等級・原産・数量)②施工(基礎仕様・金具・据付)③付属品(外柵・墓誌・花立等)。

  • 含む/含まないを明確に(申請費・戒名彫刻・納骨立会い・処分費)。

  • 契約書に基礎配筋図・写真提出・保証範囲を明記。


2|“耐震・耐久”を標準装備に

  • ベタ基礎+配筋、本体はステンレス金具+耐震ボンド+ダボを基本化。

  • 風化対策に目地設計と排水を。

  • 改修案件は既存基礎の健全度を診断→再利用 or 造り替えを選択。

ビフォー/アフター写真と据付動画で、見えない品質を可視化しましょう。


3|アフターを“契約化”する

  • 年1回の点検・清掃パック(花筒・水鉢・目地・雑草・写真報告)。

  • 追加彫刻・納骨立会い・小修繕の料金表を公開。

  • ご家族の都合に合わせお彼岸・命日前後のスポット清掃も。


4|デジタルで“迷わせない”体験に

  • 3D/AR簡易パースで石目・文字バランスを確認。

  • オンライン見積り+契約前ミーティングで遠方のご家族にも配慮。

  • 施工工程はチャットで写真共有、完了時に台帳データ納品

  • (任意)追悼ページ同意・個人情報配慮を徹底。


5|クレーム“未然”の運用

  • 納期は天候連動で幅を持たせる。

  • 文字校正は複数承認→最終サイン

  • 霊園規約の工事時間・搬入経路を事前に掲示して近隣配慮。

  • 雨天予備日・強風時の中止基準を契約書に明記


6|地域と宗教観への配慮

  • 表現は中立・敬意を。宗派の作法はご寺院・管理者へ確認し、押しつけない。

  • 多様な価値観に合わせ、洋型・デザイン墓・樹木葬区画など選択肢を提示。


7|KPIで回す小さな改善

  • 紹介比率・成約率・再依頼率・工事手直し率・問い合わせ応答時間

  • 月次で数字→原因→対策→担当→期限の1行メモに。


8|“30日アップデート計画”

  • Day1–7:見積り様式を3点明細化/基礎仕様の標準書を作成

  • Day8–14:施工写真の必須カット(配筋・打設・据付)をリスト化

  • Day15–21:年1点検パックの商品設計/予約フォーム公開

  • Day22–30:3D簡易提案の運用開始/完了台帳のデータ納品を標準に


まとめ

“いいお墓”は、見える安心×続く安心でできています。
透明な見積り・耐震仕様・写真台帳・定期点検——この4点を揃え、
ご家族の「ありがとう」が長く続く場所を、地域のみなさまと一緒につくっていきましょう。

 

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大切な家族を偲ぶ~墓石えらび~

皆さんこんにちは!

株式会社駒館石商の更新担当の中西です!

 

さて今回は

大切な家族を偲ぶ~墓石えらび~


石の性質・デザイン・基礎工事・彫刻・アフターを順に整えれば、長く心地よい場所になります。初めての方にもわかりやすく、流れと要点をまとめました。


1|最初に決めるのは「石」より「使い方」

  • 誰が、いつ訪れるか(お彼岸中心/毎月/高齢のご家族も)

  • お掃除の頻度と手間(メンテが楽な仕上げに)

  • 宗旨・宗派・霊園規約(寸法・高さ・外柵・付属品の可否)
    → ここが決まると、石種・形・仕上げが自然と絞れます。


2|石種と仕上げの基本

  • 御影石(花崗岩)が主流。色味はグレー/黒/白/赤みなど。

  • 見るポイントは ①吸水率(シミに強い)②目合い(キズが目立ちにくい)③色むら

  • 仕上げは**本磨き(艶)/水磨き(落ち着き)/バーナー(滑りにくい)**の組合せ。

迷ったら:拝石・階段は滑りにくい仕上げ、正面碑は本磨きが定番です。


3|形とレイアウト(和型・洋型・デザイン)

  • 和型:伝統的で重心が高い。格調と荘厳さ。

  • 洋型:低重心で安定、掃除やお参りがしやすい

  • デザイン墓:曲線や斜面、文字の自由度。花立・香炉・ベンチの一体設計も。

バリアフリー:歩幅・段差・手すり、花立の位置まで確認してから決定を。


4|長持ちの要は「見えない基礎」

  • 地盤確認→砕石転圧→鉄筋入りベタ基礎が基本。

  • 本体はステンレス金具+耐震ボンド+ダボ免震・耐風を意識。

  • 水はけのため目地・納骨室の通気も設計に入れる。

工事中の写真記録(配筋・コンクリート・据付)は後の安心材料になります。


5|文字・家紋・意匠の決め方

  • 正面文字:家名/想いの言葉(例:感謝・祈・絆 など)。

  • 家紋・花彫り:石目との相性を現物で確認。

  • 彫刻書体:楷書・行書・ゴシック…読みやすさ優先で。

  • 戒名・法名・俗名・年号の入れ方は宗派・ご寺院に確認を。

校正は必ず複数名で。誤字の再彫刻は手間も費用も大きくなります。


6|建立までの流れ(目安)

  1. ご相談・現地採寸

  2. 図面・お見積り(石種サンプル・文字レイアウト)

  3. 霊園工事申請・日程調整

  4. 基礎工事→据付→クリーニング

  5. 最終確認・引き渡し・保証書

  6. 納骨・開眼・建碑法要(ご寺院との調整をお手伝い)


7|お手入れのミニガイド

  • 水洗い+柔らかいスポンジが基本。研磨剤は避ける。

  • 金属花筒は取り外して丸洗い、季節ごとに水抜きを。

  • 黒い石の水シミは乾燥で薄くなることが多い。焦らず経過観察を。

  • 文字溝の汚れは柔らかいブラシでやさしく。


8|チェックリスト

[ ] 霊園規約とサイズ確認
[ ] 石の実物サンプルを見た
[ ] 基礎工事の仕様・写真提出が契約書にある
[ ] 彫刻の校正紙に押印した
[ ] 納骨・法要の段取りが決まった
[ ] 保証・アフター窓口をメモした


まとめ

石×形×基礎×文字×アフターの順で整えると、迷いが減ります。
私たちは図面・サンプル・写真台帳で“見える安心”をご用意します。どうぞ、焦らず、納得の一基を。

 

 

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